Twin Dad | 双子パパの資産形成・運用記

双子育児をしながら40代サラリーマンが資産1.4億円を目指す過程の記録

共働きの家計管理を考える

こんにちは。ついんだど、です。

今日は共働き家庭でもある我が家の家計管理についてご紹介したいと思います。

すでに資産を多く持っている人以外は基本的に日々(月々?年?)の家計収支の黒字分を投資に回していく形かと思います。自身の家計がどの程度黒字なのかもしくは赤字なのかは投資を実行する前にキチンと把握しておくことが重要です。

単身世帯であればそこまで難しくはないですが、配偶者がいて共働きの場合は少し複雑になります。

収入に関しては多くの人が給与所得が中心だと思いますし、それ以外の収入があったとしてもそこまで細かく分散するケースは少ないと思うので難しくはありませんが、支出については多岐にわたる上に家族がいる場合にはそれぞれが見えないところで使うため把握が難しいかと思います。

我が家の実例をベースにご紹介しますので、家計管理の参考にしていただければ幸いです。

家計全体の管理方法

結論から書きますが、家計管理が重要ですと書いておきながら、我が家では家計全体の収支を完全には把握できていません(?!)恥ずかしい話ですね、、、

とはいえ、妻にどれくらいの収入があり、家族としての支出、月々の投資額については把握はできています。

ただ、収入を考えるとそれ以外にもお金が余っていると思うのですが、それがどの程度なのかが分からない状態です。とはいえ、最低限貯蓄・投資に回してほしい金額は確保されているため現時点ではあまり問題とは思っていません。

共働き家庭ではこういったケースも意外と多いのでは?と思っていますので、そういった方には我が家(主に私)の管理方法は参考になるかもしれません。

個人家計の管理について

私個人の収入、支出については、別の記事でも何度も登場しているマネーフォワード(Money Forward)を活用しています。

他にも家計管理アプリやツールはいくつか使用してみたのですが、私としてはこちらが使いやすいと思い、継続利用しています。無料会員では連携可能な金融機関が4つまでと少ないため課金をしている状態です。

収入管理方法

これはいたってシンプルです。基本的に収入は銀行振り込みされますので、銀行口座さえ連携しておけばすべての収入は管理されます。

もちろん出産祝いなど現金でもらう物などもありますが、それらは頻度も少ないので手動で入力して管理をしています。

Point!マネーフォワードで管理できない収入

現状マネーフォワードではポイントについては増えたタイミングでは収入としては計上されず、資産残高だけが増えた扱いとなります。

同様に証券会社内での配当金・分配金についても収入扱いされず同様な動きをします。

少しだけ複雑ですが、現状の仕様のためしょうがないと思いますが、将来的には管理できるようになると嬉しいですね。

支出管理方法

支出管理についても基本的には支出が発生する銀行口座、クレジットカードなどを登録しておけば自動で連携されます。

現金支払いについては、自分で入力する必要があります。

これが面倒で管理をやめる人も多いと思いますが、マネーフォワードでは財布機能を使うことで銀行口座からの引き出した金額がそちらに移管され実際のお財布の中身と見比べればいくら使ったかが把握できるようになっています。使途は不明ですが、現金支払いをしたという管理くらいは可能です。

Point!支出はキャッシュレスで

支出管理をするうえで最も大事なのは、使途不明金を減らしていくことです。

支出の全体像が分からなければ異常があるのか、改善ポイントがどこかなどの確認が難しくなります。そのために極力細かな支出までも管理することが重要です。

最近はキャッシュレスでの支払いが可能な店舗がかなり増えてきていますし、カードやQRコード決済など利用することでポイントが付与されるため、積極的に利用していくことをお勧めします。

使いすぎが心配という方もいるかもしれませんが、それを防ぐためにMoneyForwardを利用して管理をするため極力キャッシュレスに寄せていくことが良いと考えています。

資産管理

収入・支出の管理方法は上記のとおりですが、それ以外に資産全体の管理も同時に行えるのがマネーフォワードのポイントです。証券会社、確定拠出型年金なども連携することで資産全体が可視化されます。

年間収支と資産の増減を見ることができるようになり、家計管理、資産運用をまじめにしようというモチベーションにつながってくると思います。

マネーフォワードを無料で使う方法

複数の金融機関、カードなどを連携するには課金が必要とお伝えしましたが、無料で使う方法もあります。

例えば三井住友信託銀行のスマートライフデザイナーアプリなどであればマネーフォワードと同じ機能を無料で連携数に上限なく利用することができます。

とはいえ、あくまで無料提供なのでサービスの終了や改悪などのリスクは自己責任でお願いします。

家計全体の管理について

個人の管理はMoneyForwardを利用し、キャッシュレス払いに寄せることである程度精緻になるイメージがついたかと思います。

配偶者がいる場合はそれぞれでまずは個人収支を明らかにするのが良いと思います。

その上で全体をどう管理するか?がこのセクションのポイントとなります。

家庭費の集約

マネーフォワードに全て連携すると自分のお小遣いや、結婚前の個人資産なども混在してしまい、正直完全にオープンにはしたくないという人もいるでしょう。(我が家です)

そういう場合でも完全に野放しだと不安ですし、それに、どちらか一方が過剰に多く負担してる状態はなんとなく嫌ですよね?

よく聞く管理パターンは以下かと思います。

  • 完全一体型
    マネーフォワードを一つで運用するようなイメージです。これはオープンにしたくない家庭では採用不可ですよね
  • 費目分担型
    この費用はどちらが払う、というように分担して払うパターンです。ただこれは子供の年齢などで負担が変わったりしてどちらかの負担が大きくなる可能性がり都度見直しが必要です
  • 定額入金型
    最初にそれぞれいくらと決めてどちらかの口座等に入金し家計費とするパターンです。子供の成長や状況に応じて金額の見直しが必要となるのと、片方だけが管理しないような工夫が必要です。

我が家では双方ある程度の収入があり、お小遣い制は取りたくないという妻の要望もあるため、上記とは異なる事後精算制を取っています。

精算制家計管理のやり方

事後精算制では双方の支出を一元化し、負担額に応じて精算をするというものとなります。大きく2ステップで実施します。

支出入力

管理方法としてはそれぞれが支払った費用のうち、家計費と思う支出をそれぞれスプレッドシートに入力していきます。お互いがいつどこでいくら使ったかが丸見えになり、月間の支出把握も可能になります。

面倒なイメージがありますが、マネーフォワード側にすでに元データがあるのでそこまでの作業ではありません。

むしろ月に一度家計のお金に向き合う良い機会と捉えています。

精算

精算方法としては月ごとに締めて多く負担した方に振り込みます。ここで重要なのはお互いの収入按分して負担額を出して精算することです。収入按分しないとやはり片方の不満が出てきますし、育休や時短などで給与が減った際の不公平感が出てきます。

我が家の場合二人とも残業代がつかないため、年に一度給与改定のタイミングでいくらか確認しています。これもお互いが収入を把握するうえで重要な要素だと思っています。

我が家ではどちらも年俸制でボーナス比率が低いため、ボーナスは除外して月々の手取り額をベースに按分する形をとっています。

我が家の家計状況

以上の手順で家計全体の状況が把握できます。実際につけていた家計管理スプレッドシートから情報をサマライズしたので2023年の支出と収入についてご紹介したいと思います。

支出サマリ

我が家の昨年の家計支出は月々平均44.9万円でした。これに住宅ローンとお小遣いが入る形となります。

2023年家計支出のグラフ

収入サマリ

ボーナスや税還付金、子育て支援系の手当を除く手取りが月110万円ほどですので、住宅ローンやお小遣いを差し引いたとしても十分残る計算になります。途中でママ側の収入が大きく上がっているのは、フルタイム復帰となったためです。

2023年家計収入

妻側のお小遣い部分を完全に把握はできていませんが、月5万円の新NISA積み立てと自社持株会に月2万円積み立てている(手取り収入前に)と聞いたので、それなりに黒字なのだろうと想像しています。

最後に

今回は家計管理の方法と我が家の実情をご紹介しました。

きっちり1円単位での管理となるとなかなか大変な部分が出てくると思いますが、ある程度ゆとりを持たせてでも把握はしていくところから始めていくのが重要ではないでしょうか。

パートナーがいる方はまずはお金の話をするところから始めてみてはいかがでしょうか?

それでは、また。