我が家はこのブログのタイトルにもあるように、双子がおり、妻と私を合わせて4人家族となっています。
「教育費を試算した記事」においても書いていましたが、世の統計データやファイナンシャルプランナー(FP)の家計相談データがことごとく我が家に当てはまらないことが多いので、生活費がどう変わったかについても、実態に即して計算してみたいと思います。
今回は、試算ではなく、現時点までの実績をベースに生活がどの程度変わり、生活費がどう変わったかをご紹介したいと思います。
現在我が家は2歳の子供ですので、あくまで1歳、2歳の時点の数字であることはご了承ください。
子供が産まれて変化した生活習慣
子供が産まれたことによって、大きく変わったことがいくつかあります。
特に変化が大きいのはお酒を伴う外食の頻度となっています。
コロナを経て、そもそも出社すること自体がレアとなったこともあり、もともとは仕事終わりに気晴らしにお酒を飲みに行くことが多かったのですが、双子育児がある中でそのような生活を続けることは当然できず止めています。
また、小さな子供と一緒では入れないお店も多くあり、そういった外食機会も年に1度、2度程度まで激減している状況です。
子供が産まれて減った支出
まずは子供が産まれる前にはあったけど、子供が産まれてからは大きく減った内容について整理してみました。
- 飲み:週3回×5,000円⇒月60,000円
- タクシー移動:週3回×1,000円⇒月12,000円
- 高級店での外食機会:月1回×50,000円⇒月50,000円
月約12万円ほど支出が減っていることがわかります。
この中のタクシー代ですが、基本はお酒を飲んだ後に移動のために使っていましたが、それ以外にも双子ベビーカーを載せられるタクシーがそもそもほとんど存在しないという非常に悲しい理由から子供がいる時のタクシー移動はまったくなくなったので、その分も加味した金額としています。
もちろんこの減った分がまるまるなくなっているわけではなく、その代わりに子供の生活費になっているので、次は子供が増えたことで新たに発生している支出を計算してみます。
子供が産まれて増えた支出
一方子供が産まれて増えた支出はなんでしょうか?
ざっくり費目で考えると飲食費、被服費、娯楽費、教育費でしょうか。
それぞれ実際の金額を見てみたいと思います。
- 食費関連
- スーパーでの買い物回数増:週1回×5,000円⇒月20,000円
- チェーン店等での外食機会:週1回×10,000円⇒月40,000円
- 被服費
- 子供用衣服:季節に1回×20,000円⇒月約7,000円
- 娯楽費
- 娯楽施設など:月2回×3,000円⇒月6,000円
※基本的に現状は大人の料金・交通費のみ
- 娯楽施設など:月2回×3,000円⇒月6,000円
- 教育費
- 保育料:月70,000円
※3歳クラスからは無料
※収入に応じて金額が異なる
- 保育料:月70,000円
全体を足すと13万6,000円となるようです。
個人的には子供が産まれる前の生活費はかなり高いと思っていたのですが、実際には1万6,000円ほど支出が増えているようでした。
保育料という形で教育費も含まれているので一概に生活費に括って良いかは微妙なところですが、支出自体は1万6,000円増えており、我が家は双子ですので、半分にすると子供が一人増えることで月8,000円の支出増という結果となっています。
実際に子供が大きくなってくると食費や娯楽費、被服費などは上がってくるとは思いますので、その際には改めて計算してみたいと思います。
子供が産まれることでの補助を加味するとどうなるか
単純な支出の増減だけで見ると赤字になっていますが、実際には子供を育てることでもらえる補助がいくつかあります。
- 児童手当:月一人1万5,000円×2=3万円
※2024年10月分から所得に関係なく受給可能 - 018サポート(東京都独自の補助):月一人5,000円×2=1万円
我が家は都内に住んでいるので合計で4万円が追加の収入となります。
018サポートについては制度や入金までの流れを紹介している以下の記事をご覧ください。
こういった補助を加味するとトータルでは月辺り2万4,000円の黒字となっています。
地域によってはもっと手厚い補助や、企業によっては会社からの補助などもあると思いますので、この辺りはご自身の自治体、企業の制度などをご確認ください。
最後に
今回は子供が一人増えるとどの程度生活費が変わってくるかについて、実例をもとに計算をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
我が家のように子供が産まれる前の支出が比較的多い状況であったとしても子供が産まれることで支出が増えるという結果となりました。
改めてとなりますが、1歳、2歳児の子供が一人増えることで月々8,000円程度の支出増となりますが子供が産まれることでの補助もありますので、その辺りを加味すると実質的には収支はプラスとなっている状況です。
とはいえ、子供のための貯金など行っていきたい部分もあると思いますので、早めに生活の見直しや準備をしておくことが良いのではないでしょうか。
それでは、また。