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量子コンピューター関連の指数、投資信託、ETFの現状

前回の記事では最近話題となっている、半導体に関する米国市場における指数やETF、投資信託についてご紹介しました。

半導体銘柄への投資は半導体指数ETFが良いのではないか? - Twin Dad | 双子パパの資産形成・運用記

今回は米国株個別銘柄として私自身が100バガー候補として投資をしている量子コンピュータ関連の指数、投資信託、ETFについてご紹介したいと思います。

量子コンピュータの個別銘柄については以下を参照ください。

目指せ100バガー!量子コンピュータ銘柄への投資 - Twin Dad | 双子パパの資産形成・運用記

量子コンピュータ領域については今後市場規模は大きく成長する見込みではあるものの、まだまだ発展途上のため、一定のリスクはありますが、それを含めても魅力ある市場ではないかなと感じています。

まずは、量子コンピュータ指数の有無についてからご紹介したいと思います。

量子コンピュータ関連の指数について

結論から言いますと、量子コンピュータ関連の指数は2024年3月時点では存在しないようです。

日本語での検索、英語での検索を含めて情報として見つけられないため、おそらく現時点では専業としてビジネスを行っている企業の規模がまだ小さく指数化することが難しいのではないでしょうか?

とはいえ、今後10年程度で市場規模が1兆ドルに到達するという見込みがあるため、そう遠くない未来に指数が作られるのではないかと考えています。

もし、今後指数が作られましたら改めてご紹介します。

ちなみに、半導体関連のSOX指数はいつからあったか?

量子コンピュータ指数は存在しないことは分かったのですが、半導体関連の一番有名なSOX指数はいつからあったのでしょうか?

米国の証券取引所に上場されている半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業30社で構成される株価指数。
半導体関連の代表的な指数とされており、日本の半導体関連株にも大きな影響を与える指数です。「フィラデルフィア半導体株指数」「フィラデルフィア半導体指数」とも呼ばれています。1993年12月1日を基準日とし、その日の基準値を100として算出される時価総額加重平均型の株価指数で、毎年9月に組入銘柄の見直しが行われます。NASDAQ OMX PHLX(旧フィラデルフィア証券取引所)が算出、公表しています。

出典:

SOX指数 | 金融・証券用語解説集 | 大和証券

SOX指数については1993年からあったことが分かります。半導体自体はだいぶ前からあったので、古いのは当然としてSOX指数自体は2024年3月までに1900%以上の上昇となっているようでした。

とはいえ、現在のように大きく上昇するのに20年近くはかかっているようでした。そういった意味で量子コンピュータ指数ができてから劇的に上昇するまでにはまだまだ時間はかかるかもしれません。

量子コンピュータ関連の投資信託について

量子コンピュータ特化の投資信託は現状存在しないというのがこちらも結論となります。

量子コンピュータの個別銘柄紹介でもお伝えしましたが、マグニフィセント・セブン銘柄においても量子コンピュータ関連の投資や研究開発を行っているため、厳密には量子コンピュータ特化ではない銘柄であっても、量子コンピュータ関連銘柄とはなるため、特化でなければ存在するにはしています

とはいえ、そのような大型銘柄を購入するのであればNasdaq100やS&P500の指数を購入することでカバーできると思いますので、量子コンピュータ関連銘柄が含まれた投資信託を安易に購入するのはお勧めしません。

今後、特化型の投資信託が出てきましたらこちらについてもご紹介します。

量子コンピュータ関連のETFについて

こちらについては、存在しますが、残念ながら私が保有している証券会社(楽天証券、SBI証券、マネックス証券)からは購入できないようでした。

QTUMというティッカーシンボルで上場されています。

構成銘柄としてはRGTIなどの正統派の量子コンビューティング銘柄が含まれている一方で、NVDAやTSM、ソシオネクストなどのどちらかというと半導体銘柄も含まれている状況の様です。

QTUMの構成銘柄

QTUMの構成銘柄としては2024年3月9日時点では以下となります。

QTUM構成銘柄

出典:QTUM: The Next Generation Quantum Computing & AI ETF

こちらにつきましても、構成銘柄を踏まえますと他の指数に連動したETFを購入する方がパフォーマンスが高く出てくると思います。量子コンピュータ関連への投資については少額かつ特化して行っていくことが良いというのが個人としての意見となります。

最後に

この記事では量子コンピュータに関する指数、投資信託、ETFについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

量子コンピュータ領域については半導体関連の指数の歴史を踏まえるとまだまだこれからの市場であることは間違いありませんが、半導体指数が世に出た当初と比べると情報の伝達、拡散スピードは劇的に早くなってきているのは周知の事実かと思います。

量子コンピュータという考えについては古くからあり、期待されていることは間違いないので、今後の成長については注視していくのが良いのではないでしょうか?

正直なところ、今慌てて投資をする状況ではなく、盛り上がり始めてからでも十分間に合うと思いますので、頭の片隅にでも量子コンピュータ関連があるということを覚えておいていただくのが良いと思います。

このブログでは量子コンピュータについて引き続き投資や新たな情報についてご紹介していきたいと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

それでは、また。